「どんな就職対策本を読んできましたか」
「就職対策本はどれだけ読んできましたか」
ずばり、聞かれることがあります。
もちろん正直に答えるのが基本ですが、偏った表現には注意が必要です。
「まったく読んでいない」と答えると「準備不足だな」と思われるでしょう。
一方「熟読してきました」と答えれば「暗記した言葉は聞きたくない」と思われます。
どちらの答え方も評価が低くなりやすいため、うまく答えるのが難しいところです。
さて、どう答えるのが適切でしょうか。
まず就職対策本については「参考程度に読んだ」という、無難な表現が賢明です。
そして最大のポイントは「重点に置いたのは、あくまでその企業の研究や準備」という点を強調することです。
参考として読んだことはありますが、あくまで社会常識や礼儀作法を身につけるためです。
私は、自分の言葉で素直に表現することが大切だと思っています。
最も力を入れて研究したのは、もちろん御社についてです。
自分の強みや特徴を御社の利益にどう生かすことができるか、最も重要だと考えています。
就職対策本を読んだことがあっても、筋の通った答え方ができれば、面接官も納得するでしょう。
就職対策本から企業研究にテーマを移すことで、うまくアピールできます。