「面接会場に来る途中、印象的だったことはありますか」
予想外の状況への対応力を確認する質問です。
準備していない質問に対して、どんな答え方で乗り切るか、面接官は注目しています。
まず「何もありません」という回答は避けましょう。
ささいなことでもかまわないので、印象的だったことを何か挙げるのが得策です。
また、何か挙げるとしても、就職や仕事に無関係の発言は控えたほうが賢明です。
たとえば「変な服の人とすれ違った」「喧嘩している人を見かけた」「珍しい建物を発見した」などです。
個人的に印象的だったのかもしれませんが、就職や仕事に関係ない話を聞かされても、面接官は返事に困ります。
面接会場に来るまでの道のりを振り返り、できるだけ就職や仕事に関係したことに絞って思い出しましょう。
落ち着いて振り返れば、1つや2つはあるはずです。
「その企業の建物が立派で、素晴らしいと感動したこと」
「自分と同じような就職活動中の人とすれ違い、やる気や元気をもらったこと」
「携帯電話でかっこよく交渉をする社会人を見かけ、自分もああなりたいと思ったこと」
就職や仕事に関係した話を出せば、応募者が、就職活動に集中できている様子がよく伝わるでしょう。