「最近読んだ本は何ですか」
「1カ月に何冊くらい、本を読みますか」
応募者の人物像の把握に役立つため、面接で聞かれやすい質問の1つです。
まず面接官が確認したいのは、そもそも読書の習慣があるかどうかです。
読書の習慣がある人は、向上心が感じられます。
読書は、人生に知識と知恵を与える習慣の1つ。
長期で考えると、成長力も期待できます。
もし読書の習慣があれば、どんな種類の本を読んでいるのか気になるところ。
読んでいる本の種類や傾向を知ることで、考え方や成長の方向性を考える手がかりになります。
まず気をつけたいのは「読んでいません」という回答です。
週に1冊でもかまわないので、本を読んでおきましょう。
1冊を完全に読むのが難しければ、拾い読みでもかまいません。
小説や実用書など、人生に知恵や深みを与える本がおすすめです。
面接で読んでいる本について答えるときも、そうした仕事や人生に役立つ本を挙げるのが適切です。
本を読んで、何を学び、生活にどう役立ちそうかなど、学びに重点を置いて答えましょう。
読んだことがしっかり吸収できていることがわかるため、面接官に知性と教養をアピールできます。
ただし、知ったかぶりで話すのは注意です。
本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりで話しても、面接官はすぐ見抜きます。
知っている範囲で、正直かつ具体的に答えましょう。