「これまでの人生で、最も影響を受けた人は誰ですか」
一見すると「尊敬する人は誰か」という質問に似ていますが、違います。
尊敬する人とは、生きるうえで、自分のお手本になる存在です。
一方、影響を受けた人とは、自分の人生に大きな変化をもたらした存在です。
似ていますが、それぞれ意味が異なります。
この質問によって、応募者が、誰からどんな影響を受け、どう成長したのかがわかります。
影響というのは、趣味や好みなどの範囲ではありません。
あくまで、考え方や生き方など、人生を左右する影響のことを言います。
影響を受けた人物なら、誰でも自由です。
親・兄弟姉妹・友人・先輩・アルバイト先の店長・学校の先生。
また小学時代や中学時代など、はるか昔にお世話になった先生を挙げても大丈夫です。
あくまで個人的な価値観ですから、面接官の事情は気にせず、誰でも挙げることができます。
人生を振り返り、人生の生き方や価値観を決めるうえで大きな影響を受けた人について語りましょう。
その人に出会ったことで、どんな影響を受け、どれだけ成長できたのかを具体的に語ることが大切です。