物事は、すぐ結果が出るものばかりではありません。
最初はなかなか結果が出なくても、ある一線を越えると、急に上達するものがあります。
たとえば、英語のリスニングです。
リスニングは、ある一線を越えると、急に聞き取れるようになります。
最初は、頭の中で単語を1つずつ訳しているため、リスニングのスピードに追いつけません。
聞き取りに苦労して、なかなか思うように理解できません。
しかし、根気よく聞き続けていると、変化が起こります。
頭の中で翻訳していなくても、英語の音のまま、意味が理解できるようになるのです。
個人差はありますが、およそ1,000時間といわれています。
物事の成果は、すればするほど出るものばかりとは限りません。
英語のリスニングのように、ある一線を越えないと、結果が出ないものがあります。
毎日努力をしているにもかかわらず、結果が出なければ、積み重ねている時期です。
表面に結果が出ないだけですが、自分の中で実力が、少しずつ蓄積されています。
結果が出ない時間は「蓄積の時間」と考えましょう。
きちんと努力して、1歩ずつ前進していれば、一線を越える日がやってきます。