チークの理想的な色は「血の色」と言われます。
チークは、顔がほてった様子を再現したものですから、血の色が理想になるのです。
指先を強く握ると、指先に血がたまり真っ赤になります。
その色を基準にすれば、選ぶべきチークの色がわかります。
ただし、これはあくまで目安です。
仕上げたいイメージが別途ある場合、話は変わります。
意図的にチークを別の色に変えることで、イメージはずいぶん変わるものです。
ここで、チークに使える色とイメージの関係をまとめました。
チークで、イメージを作る際の参考にしてみましょう。
レッドの印象は「情熱」です。
勢い、熱心さ、熱血などの印象を出したい場合は、赤です。
気持ちが熱いことを伝えやすくなります。
コーラルピンクの印象は「優しさ」や「幸福感」です。
穏やかで優しく、温かい雰囲気を出すことができる色です。
幸運に恵まれて、心が満ち足りている印象を出せます。
ピンクの印象は「幼さ」や「かわいらしさ」です。
幼く、うぶな印象を出したい場合は、ピンクが適切です。
あえて世間知らずの様子を演出したいときに使えます。
年齢が高い人には不向きですが、若い人にはよく似合います。
オレンジの印象は「元気」です。
活発で、初々しい印象があります。
活動的でエネルギッシュな印象を出したい場合には、便利な色です。
ローズの印象は「上品」です。
女性らしい華やかさやエレガントな印象を出したい場合に適切です。
教養とマナーがあるように思わせます。
ベージュの印象は「落ち着き」です。
比較的、肌色に近い色であるため、どの年齢層でも肌になじみやすく、落ち着いた印象があります。
落ち着いた印象がありながらも、垢抜けた印象があります。