顔に光をもたらすハイライト。
気になるところだけ、適当な順番で入れるのもいいでしょう。
しかし、光をもたらすだけあり、順番を誤ると、バランスの加減がしづらくなる場合があります。
適当な順で入れるより、光の加減を考慮した理想的な順番を心がけましょう。
なんと言っても、まずはTゾーンからです。
これが一番大切です。
ハイライトは、顔の中心となるTゾーンから入れ始めることで、顔全体がぱっと明るくなります。
明るさの具合によっては、これのみで済ませることもできます。
顔の中心が明るくなれば、次に顎先です。
顔の輪郭の端に当たる部分を明るくさせることで、顔はより明るさを増します。
ポイントは「逆三角形」です。
顎先の輪郭に合わせて、逆三角形を作るイメージで、ハイライトを入れていきましょう。
顎の輪郭にそって、光が整います。
目元の光の調整は、Tゾーンと顎先の後から入れるほうが、調整しやすくなります。
Tゾーンと顎先の明るさの兼ね合いを見ながら調整できるからです。
暗くなりやすい目の下に、ハイライトを入れましょう。
目頭には「勾玉」の形を意識して、ハイライトを入れます。
こうして輝く目元の完成です。
最後にとっておきのハイライトで締めくくります。
それは、眉の上下です。
眉の上下に、明るいハイライトをのせましょう。
眉のそばにわざと光を集めることで、眉の形がよりくっきりと浮き出て見えるようになります。
眉の立体感が強調され、りんとした洗練される眉になるのです。