毎日、メイクをしていると、ふと考えることがあります。
「こんなメイク、本当に必要なのだろうか」
往々にして、単調な繰り返しになってしまうと、考えなくなります。
ある日、メイクの意味を見失ってしまうのです。
メイクへのモチベーションのために、初心に返ってみませんか。
いま一度、顔の各パーツをメイクする意味を考えてみましょう。
何も塗っていない素肌の状態は、さまざまな欠点があります。
しみ、しわ、毛穴、色のむらなどがあります。
そうした肌の色やでこぼこを下地によって、整えます。
土台がしっかりした家であるほど立派な家が建つように、化粧下地で土台を整えるからこそ、メイクの仕上がりがよくなります。
肌は、若さの象徴です。
美しい肌からは、若々しい印象を受けます。
私たちが人と会って最初に見るのは、目です。
目を見ると、その人がどんな人なのか、大半を判断できるからです。
目元を美しく整えることで、あなたの印象もまた、美しく整います。
より魅力的な目元を作ることで、第一印象もよくなるのです。
眉は、顔の中で、最も感情を表現する部分です。
吊り上がった眉からは厳しい印象を受け、垂れ下がった眉からは優しそうな印象を受けます。
あなたがどういう印象に見られたいか。
それを操作するために、眉のメイクが必要です。
チークは、あなたの活気を表現します。
青ざめている顔からは元気のない印象を受けるのに対し、ほてっている顔からは元気がみなぎり若々しい印象を受けます。
若々しく生き生きした印象を表現するために、チークをしましょう。
唇は、顔の中で最も血の色が見える部分です。
唇の色が青ざめていたり口角が垂れ下がっていたりすると、老けて見えやすくなります。
血の色を整えたり、口角を整えたりすることで、若々しさを保つのです。