化粧下地は、気になる部分を中心に塗っていきます。
ファンデーションは、厚みを意識しながら塗っていきます。
しかし、意識するのは、部分や厚みだけではありません。
丁寧さです。
顔には、細かなパーツがあります。
この3カ所に、勢いよくスポンジを滑らせても、きれいに塗れません。
細かな部分は、丁寧に塗ることが大切です。
手のスピードを抑え、念入りに塗ることで、きれいに仕上がります。
言われてみれば、当然のことですね。
化粧下地にせよ、ファンデーションにせよ、同じです。
基本的なことです。
しかし、メイクに慣れてしまうほど、忘れてしまいやすいのではないでしょうか。
さっと済ませてしまい、細かい部分のメイクが粗くなっています。
またメイクのテクニックに気を取られ、基本がおろそかになってしまうこともあります。
考えてみれば当然のことですが、きちんとできているでしょうか。
この機会に、いま一度、自分の手元の動きを振り返ってみましょう。
細かな部分は、手を緩め、丁寧に塗るようにしましょう。
スポンジを滑らせるスピードを、半分にします。
決して難しいテクニックではありませんね。
これだけで、いつもより上品に仕上がります。
メイクに慣れた人ほど、いま一度、振り返りたい基本なのです。