執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。

大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。 | 脳を刺激する30の歩き方

普段、散歩で10,000歩も歩ける人は、並たいていのことでは足腰が筋肉痛にはなりません。

それだけ歩けるというのは、すでに足腰が鍛えられているというなによりの証拠。

と言いたいところですが、必ずしもそうとは限りません。

実は10,000歩歩ける人でも、ほんの少し歩き方を変えてもらうだけで、次の日、筋肉痛になることがあります。

その歩き方とは「大股」です。

いつもより、歩幅を広げて歩きます。

いつもどおり10,000歩で筋肉痛にならなくても、大股で10,000歩歩くと、筋肉痛になるのは珍しいことではありません。

大股に歩くと、使われる筋肉の領域が広がるためです。

普通に歩くだけなら、主に下半身の筋肉が中心ですが、大股で歩くと、使われる領域が上半身にも及びます。

腹筋や脇腹あたりの筋肉です。

これは足を大きく広げようとすることで、上半身はそれだけ不安定になります。

そこで、上半身を支えようと腹筋や脇腹の筋肉が使われ始めます。

今まで眠っていた筋肉を急に使い始めますから、筋肉痛になるのは当然です。

この大股という歩き方は、ウォーキングダイエットでは重要です。

腹筋と脇腹の筋肉が鍛えられると、ウエストが引き締まります。

女性には、シェイプアップの効果がありますから嬉しいことでしょう。

また、使う筋肉が広がるということは、消費カロリーも増えるということです。

短時間でさらに多くのカロリー消費ができるようになり、ウォーキングダイエットがより効果的になるのです。

脳を刺激する歩き方(29)
  • 大股で、歩く。
疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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