執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。

歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。 | 脳を刺激する30の歩き方

高校生のころ、受験対策として英会話のリスニングのため、イヤホンをつけながら歩いていました。

アメリカ留学中にも、携帯オーディオプレーヤーを使って、英会話の音声を聞いていました。

そんなとき、気づいたことがあります。

椅子に座って聞いているより、歩きながらのほうが、なぜかよく聞き取れます。

会話の内容が、すらすら頭に入ってきやすい。

かなりはっきり差が感じられるほどでした。

なぜでしょうか。

それは歩くことで、脳に循環する血液量が増え、脳が活性化されるためです。

歩いていると、呼吸回数が増えます。

それは、たくさんの酸素を吸い込むということでもあります。

脳の重さは、体重のおよそ2パーセントしかありませんが、酸素をおよそ20パーセントも消費するところです。

脳は小さくても、大量の酸素を消費するところです。

歩くとどうなるでしょうか。

運動することで、血液の循環がよくなります。

血液の循環がよくなるだけではありません。

有酸素運動ともなれば、深い呼吸によって普段より大量の酸素を吸うことになります。

より酸素を多く含んだ血液が、脳へ循環されるようになります。

酸素が増えて、血液循環もよくなる。

その結果、脳が活性化されます。

散歩をしていると、じっとしているより、五感が研ぎ澄まされた経験はありませんか。

行儀は悪いですが、食べ歩きのほうが食事はおいしく感じられるのも、理由の1つです。

歩きながらのほうが、人との会話が盛り上がりやすいのも、同じ理由です。

歩きながらのリスニングが聞き取りやすくなるのは、そうした理由からです。

素晴らしいウォーキングの力、有酸素運動の力です。

英会話のリスニングは、歩きながらのほうが効率はいいのです。

脳を刺激する歩き方(21)
  • ウォーキングのついでに、英会話のリスニング力も鍛える。
歩くことは、腰痛に効く。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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