テーマを決めて歩いているとき、ぱっとひらめくことがあります。
「子育て」についてのテーマで歩いていると、子どもたちがいつもより目立つようになります。
歩いていると、たくさんの生活のさまざまな風景を目にできるので、なおさら発想が浮かびやすい。
公園を歩いていると、子どもの面倒を見ている親を発見する。
そのとき「おや。この育て方はいいな。ぜひ自分の子どもにも同じことをしよう」と思うことがあります。
「子育て」に対するテーマを持っているからこそ、そういうところに目が向き「気づき」を得ることができます。
しかし、このとき「思うだけ」ではよくありません。
そのときに思っても、家に帰れるころには、忘れていたり気持ちが冷めていたりします。
思ったときに、さっと紙にペンで書きます。
メモを残すだけではありません。
気持ちも残すためです。
紙に書くと消えません。
書けば紙に残り続けるので、頭の中にまた余白を作れます。
すると次の発想が浮かびやすくなり、思い浮かべばまたメモをします。
書いたメモは、帰ってから冷蔵庫など、目につく場所に貼りつけます。
毎日目にする場所があれば、そこにメモをまるごと、貼りつけます。
一瞬のひらめきを大切にするだけでなく、実行にも移しやすくなります。
目に飛び込んできた文字を見て「そういえば、そんなことを考えていたなあ」と思い、気持ちや行動力がよみがえるのです。