執筆者:水口貴博

脳を刺激する30の歩き方

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耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。

耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。 | 脳を刺激する30の歩き方

人の受ける刺激の80パーセントは、目からの視覚情報です。

歩いているときは、風景や道を眺めたりすれ違う人にぶつからないよう確認したりなど、多くの刺激を目から受け取っています。

歩くたびに刻々と移り変わる景色は、視覚を刺激させるだけでなく、わくわくさせます。

かわいい犬に癒されることもあるでしょう。

もしかしたら、すれ違うかっこいい男性やかわいい女性に胸をときめかせるかもしれません。

このように受ける刺激の多くは、目からの情報に頼っている状態です。

しかし、目ばかりに情報をとらわれすぎていないでしょうか。

目に集中するのはいいですが、目ばかりに集中しすぎているため、耳から受ける音の刺激が軽視されている場合があります。

耳に意識を向けることです。

いま一度、耳を澄まして歩いてみましょう。

意識的に、音に注意を向けながら歩いてみる。

歩くとさまざまな風景が目に飛び込んでくるように、さまざまな音も耳に飛び込んできます。

耳を澄ましながら歩くと、今まで気にしなかった音に気づくことができるはずです。

自分の歩く足音。

人の話し声。

川の流れる音。

まだほかにも意外な音が聞こえてくるはずです。

意外な音との出会いもあるでしょう。

鳥の鳴き声や羽を羽ばたかせる音。

風の吹く音。

それは今まで聞こえなかったからではありません。

「聞こう」としなかったから、聞こえなかった音です。

耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになるのです。

脳を刺激する歩き方(2)
  • 耳を澄ましながら、歩く。
歩き方がきれいな人はいつも元気。
自分の足音のリズムに乗っているから。

脳を刺激する30の歩き方

  1. じっと立っているだけでも、カロリーを消費する。
  2. 耳を澄ませば、聞こえなかった音が聞こえるようになる。
  3. 歩き方がきれいな人はいつも元気。
    自分の足音のリズムに乗っているから。
  4. 「時間」に縛られて考えるのではなく「気分」や「体調」を重視して考えるのがポイント。
  5. 空気は、おいしい食べ物だと意識しながら歩く。
  6. テーマを決めて歩くと、カラーバス効果が起こる。
  7. ひらめいたアイデアを、記録するだけでなく、実行しやすくする工夫。
  8. 「美しい花だ」そう思える人は、幸せだ。
  9. 姿勢が悪いから疲れやすい。
    疲れるから、余計に姿勢が悪くなる悪循環。
  10. 歩くスピードに「緩急」という変化をつけて歩いてみる。
  11. 人間の価値観は、歩数計1つで簡単に変えられる。
  12. カメラを持って歩くと、散歩がもっと楽しくなる。
  13. 後ろ向き歩きで歩いて、体のバランスを整える。
  14. ラジオを聞きながら歩くと、調子が出る。
  15. 毎日歩き続けていると、ついには筋肉痛が懐かしくなる。
  16. 健康を維持できない人は「運動は、悪くなったときにするものだ」と思っている。
  17. 運動しなくても健康維持できている人は、見えないところで運動をしているだけ。
  18. 「歩く時間」を作るより、自然に歩ける空間を作る。
  19. 歩いているときは、楽しそうな表情をしながら歩こう。
  20. 直線コースだけでは面白くない。
    くねくねした道を歩こう。
  21. 歩きながらのほうが、英会話のリスニングがよく聞き取れる。
  22. 歩くことは、腰痛に効く。
  23. はだしで歩くほうが、脳を刺激する。
  24. ウォーキングの苦しみが、スリムな体型に変換されていくイメージをしながら歩く。
  25. 適切な歩幅の計算方法。
  26. 水分補給のため水の入ったペットボトルを持ち歩く。
    すると、意外な効用がもう1つ生まれる。
  27. 夜のウォーキングには、朝や昼にはないメリットがある。
    ただし、デメリットにも注意せよ。
  28. 双眼鏡があれば、単なる散歩がバードウォッチングになる。
  29. 大股で歩くと、普段使っていない筋肉が鍛えられる。
  30. 疲れてきたら、元気に歩いている人を見て、もう一度奮い起こす。

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