執筆者:水口貴博

子どもの「外遊び」のすすめ

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自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。

自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。 | 子どもの「外遊び」のすすめ

子どもに自信をつけさせるためには、やはり子どもが自信をつけるような成功を経験させるのが一番です。

親が子どもに「できる。大丈夫」と励ますことで、湧き上がる自信もあります。

私の場合、親からの力強い言葉で励まされ、勇気をもらった経験が数多くあります。

しかし、本当に効果があるのは、やはり実際に成功体験をすることです。

実際に何かに挑戦して「できた!」という成功を積み重ねることで、身につくようになります。

大きな自信は、いきなり身につくものではありません。

小さな自信をいくつも積み重ねて、次第に大きくなります。

では、その小さな自信をどこで経験するのか。

それは外で遊んでいると、自然と得られることです。

外に出て、自分が興味のあることを見つけ、楽しむだけでいい。

野原を飛んでいるチョウを網で捕まえるのは、小さな成功体験です。

砂場で大きな山を作るのも、小さな成功体験です。

たとえ、川の浅瀬で小さな魚を捕まえることでさえ、小さな成功体験です。

外で思う存分遊ぶことで、小さな成功体験は、自然と積み重ねることができるようになります。

子どもは次第に自分に自信をつけていくようになります。

「やったぞ!」「できたぞ!」という遊びによって体得します。

「やればできる」という自信をつけるようになります。

この自信があれば、もちろん勉強でも生きてきます。

勉強で難しいところがあっても、遊んで試行錯誤の末にうまくできた経験があると「やれば何とかできるだろう」と思えるのです。

子どもの「外遊び」のすすめ(3)
  • 外で遊びを通して、小さな自信をつけさせる。
とりあえず行動していれば、自然と話は広がっていく。

子どもの「外遊び」のすすめ

  1. 外遊びには、子どもが生きる力に必要な要素がすべて備わっている。
  2. 家の中のゲームだけでは、生きる力を身につけられない。
  3. 自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。
  4. とりあえず行動していれば、自然と話は広がっていく。
  5. 現代は豊かだ。
    それをわからせるには、野外キャンプの体験が一番。
  6. 進んだ現代社会だからこそ、昔の遊びを教える価値がある。
  7. 力任せでは勝てない昔のゲームでは、慣れた大人ほど有利になれる。
  8. 四季のある日本だからこそ、特に外遊びはおすすめ。
  9. なぜ大都会ほど、大自然があるのか。
  10. 自然の音を聞くと、子どもは強く育つ。
  11. 旅行が難しいなら、せめて日帰りのピクニックくらいならできるはず。
  12. 犬と散歩しているときに、口喧嘩は起こらない。
  13. 畑仕事を手伝わせると、不思議と味覚が研ぎ澄まされる。
  14. スポーツは、体の運動だけではない。
    脳の運動でもあった!
  15. 団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。
  16. 免疫力を高めるためには、清潔すぎてはいけない。
  17. 部屋の中は、刺激が限定されやすい。
  18. 「スクリーンで見る立体」と「現実世界の立体」は、脳には似て非なるもの。
  19. どんなにテレビが進化しても、現実世界の刺激にはかなわない。
  20. エアコンは、人の生活を便利にする。
    しかし、頼りすぎると不便にする。
  21. 国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。
  22. 体験を優先すると、必ず後で追い上げる力になる。
  23. 立って歩けるようになれば、外遊びをしてもいい時期。
  24. 子どもが泥んこになって帰ってくるのは、一生懸命に外で遊んで帰ってきた証拠。
  25. 真っ暗闇だからこそ、あらゆる怪物をイメージさせられる。
  26. なぜ、ウォーキングマシンは、続きにくいのか。
  27. 門限があるから、遊びの密度が濃くなる。
  28. 私たちには「新しい刺激に触れて、自分の領域を広げたい」という野心と冒険心が眠っている。
  29. 子どもの持ち物に名前さえ書いておけば、迷子になっても怖くない。
  30. 成長のために「遠くへ行ってみたい」と思う子ども。
    安全のために「遠くへ行くな」という親。
    この矛盾が問題だ。

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