執筆者:水口貴博

「考える力」のある子どもに育てる30の方法

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信用される人間に育てる2つのポイント。「約束を守ること」と「嘘をつかないこと」。

信用される人間に育てる2つのポイント。「約束を守ること」と「嘘をつかないこと」。 | 「考える力」のある子どもに育てる30の方法

あらゆる人間関係は、信用の上に成り立っています。

友人の話を聞けるのは、相手に信用があるからです。

信用がないと、相手の話も信じられなくなり、人間関係を築くことができなくなります。

信用があるからこそ、話している内容を真面目に聞けます。

逆にあなたに信用があると、相手から話を真面目に聞いてもらえるようになります。

では、もし信用がなければどうでしょうか。

これは大変です。

時間を決めて待ち合わせすらできません。

言うことはすべて疑われます。

仕事にならないのはもちろん、恋愛も友人関係も大変なことになるでしょう。

相手を信用できなくなったら、もはや人間関係は崩壊です。

「信用される人間になる」

家族でも、友人関係、社会に出て取引先との関係も、すべて「信用」があってのことです。

人間関係は、信用に始まり、信用に終わります。

基本的なことでありながら、最重要項目です。

信用は目には見えませんが、人間関係は「信用」が根本です。

では、ここからが本題です。

子どもを教育するときには、どうすれば信用される人間へと育てることができるのでしょうか。

信用されるような子どもに育てるのは、方法論が曖昧のように思えます。

しかし、基本は2つだけです。

  1. 約束を守ること
  1. 嘘をつかないこと

これだけでいい。

「よし、今日からしっかり子どもに教えるぞ!」

おや、ちょっと待ってください。

もちろん「約束を守り、嘘をつかないように教えることは大切です。

親から子に教えることも大切ですが、それ以前に大切なことは、そういう親であることです。

親が約束を守り、嘘をつかないようにすることです。

子どもは、常に親の真似します。

親が約束を守り、嘘をつかない姿勢を見せることで、子どもも自然と約束を守り、嘘をつかないようになります。

あくまで、親が先行する形です。

この2つのポイントさえ守れていれば、子どもも親の真似をして約束を守り、嘘をつかないようになります。

「考える力」のある子どもに育てる方法(23)
  • 約束を守り、嘘をつかない親になる。
「いい質問だね」という言葉は、質問を褒めると同時に、質問者も褒めている。

「考える力」のある子どもに育てる30の方法

  1. すべての子どもは勉強したい気持ちがある。
  2. 「今知らなくてもいい」という言葉を、禁句にする。
  3. デパートほど、子どもに社会経験させる場所はない。
  4. 食品売り場は、あらゆる人が元気になれる場所。
  5. お使いとはいえ、いい勉強です。
    子どもの想像力を鍛える、いい機会になる。
  6. 大人と子どもとでは、見える景色が全然違う。
  7. 面倒見の悪い親のほうが、子どもはすくすく育つ?
  8. もたもたする時間は無駄ではない。
    手足の運動神経のトレーニングになっている。
  9. 子どもが理解できないニュース番組は、親がわかりやすく説明する。
  10. 生き物を飼うと、子どもの感情が豊かになる。
  11. 子どもから、赤ちゃんができる理由を質問されたときの答え方。
  12. 重大ニュースは、危険を予知する機会に変えろ!
  13. 朝食のバイキングで、家族全体が引き締まる。
  14. 普段は軽い調子でもいいが、しつけのときだけは厳しくなること。
  15. 親が真面目な表情で語りかけると、子どもも真面目に考える性格になる。
  16. 「物は大事に扱いなさい」という親。
    壊れにくい物を与えられる子。
    ここに重大な矛盾がある。
  17. 本当は、泣かない子より、泣ける子のほうが強い。
  18. 「黙って言うことを聞きなさい」より「黙ってないで、言いたいことを言いなさい」
  19. なぜ、子どもははしゃぐのか。
    大切な初心を忘れていませんか。
  20. 「うるさい」と言うだけでは、子どもの教育にはなっていない。
  21. 気分に流されず、子どものしつけに「一貫性」を持たせる。
  22. 一貫性を保てないときは、理由をつけてつじつまを合わせる。
  23. 信用される人間に育てる2つのポイント。
    「約束を守ること」と「嘘をつかないこと」。
  24. 「いい質問だね」という言葉は、質問を褒めると同時に、質問者も褒めている。
  25. 「どこがわからないの?」と尋ねれば、問題の突破口は見いだせる。
  26. 歩くペースを2分の1にすれば、発見は2倍に増える。
  27. 昆虫たちとの触れ合いは、生と死について考えさせられる機会になる。
  28. 物やサービスがあふれる都会がいいとは限らない。
    田舎には、都会にはない昆虫や大自然に囲まれる環境がある。
  29. 日記をつけると、なぜか子どものテストの結果がよくなる理由。
  30. 過去にあった出来事を思い出すことで、子どもは落ち着いた性格になる。

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