あらゆる人間関係は、信用の上に成り立っています。
友人の話を聞けるのは、相手に信用があるからです。
信用がないと、相手の話も信じられなくなり、人間関係を築くことができなくなります。
信用があるからこそ、話している内容を真面目に聞けます。
逆にあなたに信用があると、相手から話を真面目に聞いてもらえるようになります。
では、もし信用がなければどうでしょうか。
これは大変です。
時間を決めて待ち合わせすらできません。
言うことはすべて疑われます。
仕事にならないのはもちろん、恋愛も友人関係も大変なことになるでしょう。
相手を信用できなくなったら、もはや人間関係は崩壊です。
「信用される人間になる」
家族でも、友人関係、社会に出て取引先との関係も、すべて「信用」があってのことです。
人間関係は、信用に始まり、信用に終わります。
基本的なことでありながら、最重要項目です。
信用は目には見えませんが、人間関係は「信用」が根本です。
では、ここからが本題です。
子どもを教育するときには、どうすれば信用される人間へと育てることができるのでしょうか。
信用されるような子どもに育てるのは、方法論が曖昧のように思えます。
しかし、基本は2つだけです。
これだけでいい。
「よし、今日からしっかり子どもに教えるぞ!」
おや、ちょっと待ってください。
もちろん「約束を守り、嘘をつかないように教えることは大切です。
親から子に教えることも大切ですが、それ以前に大切なことは、そういう親であることです。
親が約束を守り、嘘をつかないようにすることです。
子どもは、常に親の真似します。
親が約束を守り、嘘をつかない姿勢を見せることで、子どもも自然と約束を守り、嘘をつかないようになります。
あくまで、親が先行する形です。
この2つのポイントさえ守れていれば、子どもも親の真似をして約束を守り、嘘をつかないようになります。