子どもが人と仲良くやっていくための手本は、お父さんとお母さんの仲にあります。
子どもが生まれて初めて目にする人間関係は、お父さんとお母さんとの夫婦関係です。
当たり前のことと思うかもしれませんが、この事実にいま一度振り返っていただきたいと思います。
子どもが初めて目にする人間関係がお父さんとお母さんの夫婦関係ですから、2人は手本を見せてあげなければならないのです。
理想的な人間関係を親が見せてあげなくて、子どもはどこから学べばいいのでしょうか。
一番身近で異性が仲良く関係を結んでいる姿は、子どもにとってなによりの人間関係の勉強となります。
2人の仲のよさが、子どもの人間関係にも多大な影響を及ぼしていくのです。
もちろん子どもを大切にするのは当然です。
お父さんはお母さんを大切にし、お母さんはお父さんを大切にすることが子どもにとって大切なことなのです。
親は常々、子どもに手本にされている意識を持ってください。
あなたも私も子どものころ、親を見て真似をして育ってきたように、あなたの子どももあなたを見て真似て育っていくのです。