日記を続けるのは、難しいです。
毎日習慣として定着させるためには、かなりパワーが必要です。
「どうしても日記は肌に合わない」
人によっては、日記を続けられない人もいることでしょう。
大丈夫です。
日記が難しいなら、日記の代わりになるようなことをすればいい。
実は日常の中でも、日記と似た行為があります。
「昔を思い出しながら会話をする」ということです。
旧友と久しぶりの再会を果たしたとき、友人と昔話に花が咲くことがあります。
日記をつけているのと同じです。
昔を思い出しています。
親は子どもに「以前にこんなことがあったね」という話をしてみましょう。
自分の力では思い出せなくても、親から「覚えている?」と刺激されたことがきっかけで、過去の出来事を思い出せるはずです。
昔旅行に行った話。
以前に笑った話。
以前に読んだ絵本の話。
昔にあった出来事を会話に盛り込むことで、子どもは思い出す機会を作れます。
しかもそればかりではありません。
過去にあった出来事を思い出すことで、子どもは落ち着いた性格になります。
過去の自分と比べて、成長している自分に気づけるからです。
また逆に成長ができていない部分も見つけるなどして、反省を促す効果もあります。
当時はつらかった出来事も、時間を置いて考えることで、客観的になれたり冷静になれたりして、記憶に触れられるでしょう。
たまには昔を思い出し、成長を確かめる機会にするのは、いい刺激になるはずです。