お酒は2つの顔を持っています。
まったく正反対の効果です。
お察しのとおり、わかれ目は「量」です。
適量は百薬になり、飲みすぎは万病のもとになります。
まさに、諸刃の剣です。
この2つの事実を知ったうえで、適量を守ることができるなら、お酒を生活に取り入れても問題ありません。
適度な量のお酒を味方につければ、むしろ生活は豊かになります。
事実「適度なお酒は寿命を延ばす」という研究結果もあります。
「酒は百薬の長」と言われるとおり、どんな薬にも勝る効き目があります。
お酒を飲むと、体が温かくなります。
アルコールを取ることで、体全身の血行が促進され、結果、体の免疫機能を高めるからです。
また適度な酒は、ストレス解消になります。
普段は人間関係などで緊張を強いられていますが、お酒を飲むことで適度に緊張が緩み、一息つけます。
人間関係においても、アルコールが登場する場面があります。
適量を守れば、人間関係を円滑にする効果も期待できるでしょう。
ただし、適量というのがポイントです。
飲みすぎると、逆に依存症になったり肝臓を痛めたりするので、逆効果です。
適量の目安としては「酒1単位」を「1日2単位まで」です。
もちろん人の肝臓の状態にもよりますが、多すぎるくらいなら少なすぎるくらいに抑えておきましょう。