パウダータイプのファンデーションでは、スポンジを使って塗ります。
問題は、適量です。
多すぎれば、つけすぎてしまう。
少なすぎれば、塗り直しが増えてしまう。
戸惑っているうちに、ファンデーションの塗り方も不自然になります。
スポンジにつける適量がよくわからなくて、困ってしまうのです。
適量とは、どのくらいでしょうか。
大きく3つの段階を経て、塗っていきましょう。
スポンジを使う範囲が、小から大になるよう使っていくと、無駄がなく、きれいに仕上がります。
まず、鼻と目から始めましょう。
最初は、スポンジのかどだけを使います。
スポンジの先にファンデーションをつけて、細かなパーツを塗り始めていきます。
スポンジを2つ折りにすると、鼻の谷間や目の細かな部分に食い込ませることができ、塗りやすくなります。
次に、額です。
ファンデーションをつける範囲を、スポンジの4分の1まで広げて、額に伸ばしていきましょう。
髪の生え際につかないよう、注意しながら塗っていきます。
最後に、頬とフェイスライン全般です。
ファンデーションをつける範囲を、スポンジの2分の1まで広げて、正面の頬から脇に向けて滑らせていきます。
顎も含めたフェイスラインにも、スポンジを滑らせていきましょう。
塗り方が均一にならないよう正面から奥に向けて、厚みに変化を持たせると、自然な立体感が出てきます。
この順によって、スポンジを上手に扱うことができますし、ファンデーションの厚みもうまく調整しやすくなるのです。