カナダの脳外科医・神経生理学者ペンフィールドが作成した「ペンフィールドのマップ」というものがあります。
体の各部位からの入力が、感覚皮質のどの部分に投射されているかを示したマップです。
そのマップを見ると「手は最も脳を刺激する器官の1つ」ということが、一目でわかります。
まさに「手は、体の外に出た脳である」と言っても間違いないでしょう。
手と脳は連動し、手を積極的に動かすと、脳も活動を始めます。
事実、手や指先を使う仕事をしている人は、ぼけている人が少ないように思えます。
ピアニスト・バイオリニスト・作家など、手や指を動かして仕事をしている人で、ぼけている人は少ないです。
しかし、手を動かす職業ではないからと言って、諦める必要はありません。
趣味を生かすことで、手を使えばいい。
仕事でダメなら、趣味で手や指を使えばいい。
たとえば、楽器を演奏する趣味はいかがでしょうか。
私の祖母は、趣味で三味線をひいています。
三味線をひく趣味を持てば、楽しみながらぼけの予防にもなります。
また日記をつけて、手を動かす習慣もいいでしょう。
裁縫なら、家族のため、人のためになるでしょう。
手を動かす趣味は、たくさんありますので、ぜひ取り入れましょう。
ちなみに、私の場合は「タイピング」という趣味があります。
今このように、毎日大量の文章を書く仕事をしているので、タイピングの練習は欠かせません。
タイプをする文章は、ことわざ・故事成語・慣用句など、教養になる言葉です。
タイプの練習で仕事に生かすことができ、脳の活性にもなり、勉強にもなります。
タイピングの練習で学んだことわざ・故事成語・慣用句などは、HAPPY LIFESTYLEを構成する文章で生かしています。