私は年間、最低30冊の本を書くことを目標として設定しています。
「最低30冊」は、余裕のある目標です。
年間52週間あり、1週間に1冊でも、52冊は書けます。
実現可能な範囲で無理のない目標とスケジュールを立てて、楽しみながらこつこつ続けています。
年間で30冊は達成でき、時間が余ります。
そういうときには読書を楽しんだり、旅行に出かけたり、映画を鑑賞したりなど、教養や経験につながることをします。
もちろんそのまま35冊目や40冊目に向かって、書き続けることもあります。
30冊が達成できたときの気分や状況によって、臨機応変に決めています。
まずは、目標を具体的な数字として掲げることが大切です。
具体的な達成目標を数字として表現するとゴールラインができ、達成できたときの喜びや嬉しさがあります。
これは、私にとってベストなスケジュールです。
以前、無理なスケジュールで予定を立てたこともありました。
しかし、達成したときに疲れ果て、休憩したい、もう嫌だと思いました。
余裕のないスケジュールであるため、タイムプレッシャーによる疲れやストレスは、ピークに達していました。
状況にもよりますが、往々にして緊張が強いられると、楽しいことが楽しくなくなります。
タイムプレッシャーの代表といえば、受験勉強です。
そもそも勉強は楽しいです。
なぜ受験勉強がつまらなく感じてしまうのかというと、無理なスケジュールで、高い目標を掲げているからです。
もちろん場合によっては、そういうことも必要でしょう。
短期的な受験勉強だから、まだ許されます。
しかし、夢の達成という長期的な計画なら「短期」ではなく「長期」の計画が必要です。
何十年にも及ぶ、長い計画を楽しみながら続けられる目標とペースが必要です。
私は受験勉強で、無理なスケジュールの弊害は、嫌というほど経験しています。
短期的には無理なスケジュールは効果的でしょうが、人生をまるごとかけた大きな夢の達成には長期的な計画が不可欠です。
実現可能なスケジュールを立てれば、達成できたときの喜びや嬉しさにひたる余裕があります。
達成した喜びもひとしおですが「さあ、次はこれをしよう!」という次への原動力がみなぎります。
無理なスケジュールか否かは、達成した後の精神状態に大きな違いを与えます。
私は、無理なスケジュールが苦手なので、のんびりこつこつ継続して行うタイプです。
自分の身の丈にあった目標と予定を立てることで、楽しみながら書き続けることができています。