お金を動かすのは、人の「感情」です。
必要な物を購入するときなら、まだわかります。
しかし、不要なものまで購入する人の活動は、どこか、ストレス発散になっています。
自分の中にある、いらいら・不満・寂しさという心のストレスを発散させるために、ものの消費に走ります。
物を購入すると「やったぞ!」と思います。
原始時代の人が、狩りの獲物を捕まえたような達成感と満足感です。
その達成感や満足感に浸って、一時的ないらいら・不満・寂しさを紛らそうとします。
しかし、残念なことにこの効果も一時的です。
ある程度時間が経てば、また元どおりのいらいら・不満・寂しさに浸る自分に戻り、また消費活動へと走ります。
このようにみれば「お金は感情によって動かされている」ということが、おわかりいただけることでしょう。
どうしてもお金が貯まらない人の根本的原因は「心の空虚感」です。