お金の使い方を大きく分ければ、次の3つしかありません。
まず、一般的に私たちが行うのは「消費」です。
「払ったお金と同じ価値を手に入れる」ということです。
100円を払い、100円のトイレットペーパーを手に入れるというプラス・マイナス・ゼロの状態です。
損もなければ、得もありません。
次に浪費です。
「払ったお金より、低い価値を手に入れる行為」です。
私たちが最も避けるべき、お金の使い方です。
損をしているお金の使い方です。
たとえば、愚痴を言うためだけに友人と頻繁に集まり、食事や飲みにお金を使うことです。
プラスになっているようですが、愚痴を言う時間に成長も向上もありません。
お互いの傷のなめ合いをするためにお金を使っても、何の解決にもなりません。
できるだけ避けるべきお金の使い方です。
こういうお金の使い方をすればするほど、どんどん貧乏になりますし、いつまで経っても貧乏から抜け出せません。
さて、続いて「投資」というお金の使い方です。
これは、あなたに一番心がけてほしいお金の使い方です。
投資とは「払ったお金以上の価値を得る行為」ということです。
1,000円で買った本で、知識や知恵を習得して仕事が向上すれば、将来、1,000円以上のお金を手に入れることができます。
1,000円を使って、2,000円や3,000円、あるいはそれ以上の得を得ることが可能です。
小さな損をして、大きな得を取れば、利益はどんどん膨らみます。
あなたに一番心がけてほしいお金の使い方こそ「投資」です。
お金を使うと言っても、使うなら、投資に使いましょう。
投資にお金を使えば、出ていくお金より入ってくるお金のほうが必ず多くなります。
お金持ちになれます。
貧乏人は、消費は人並みですが、投資をせず、浪費に偏った使い方をしています。
一方、お金持ちは、消費は人並みですが、浪費をせず、投資に偏った使い方をしています。
むしろたくさん使って循環させます。
お金を使うなら浪費に使うのではなく、投資に使いましょう。
使えば使うほど、お金が増えるのです。