執筆者:水口貴博

スピードのある人になる30の方法

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運が悪い人は、決まって「遅い」。

運が悪い人は、決まって「遅い」。 | スピードのある人になる30の方法

ここだけの話ですが、あなたにこっそり教えます。

運が悪い人は、決まって「遅いこと」が特徴です。

なぜ遅いのかというと「遅いことがいいこと」だと勘違いしているからです。

ゆっくりすれば「熟慮」しているように思え「慎重」になっているかのような感じがします。

真面目な印象も出てきます。

慎重派の人は、好き好んでゆっくりになり、……うまくいかないのです。

うまくいかない現実を見て、こう思います。

「自分の熟慮が足りなかったんだ。もっと慎重にゆっくり考えればよかった」

ただでさえ遅いのに、まだ早いと思っています。

早いから失敗したのだと勘違いして、もっと熟慮と慎重を繰り返し、さらに遅さが増します。

遅くなれば、さらに失敗は逃げてしまいます。

もっと失敗しやすい体質へと変わるのです。

もう少し具体的に、例を挙げましょう。

遅い人は、次のようなパターンで、運を逃がしてしまいます。

まず、メールです。

メールをもらっても、誤字脱字のないように慎重に内容を考えてから返事しようと思います。

しかし、メールを出した側は、なかなか返事が返ってこないことにいらいらして、残念に感じています。

多少の誤字脱字があってもいいから、早く返事をしたほうがいいのです。

「この人にメールを出してもなかなか返事が返ってこない」と思われ、メールをもらえなくなり、友人も遠ざかってしまいます。

遠ざかった理由を「メールの内容がいけなかったんだ」と思い、次からもっと丁寧に考えてからメールを書こうとしています。

次に仕事です。

仕事を任されたとき「絶対に失敗しないように」と慎重になります。

しかし、お願いした側からすれば、終わるまでに時間がかかっていると「まだできないのか」といらいらします。

仕事が遅いと、業務に支障が出るため、だんだん仕事をお願いされることがなくなります。

仕事が振られなくなった理由を「仕事のできが悪かったんだ」と思い、次からもっと丁寧で完璧に仕事をしようとしています。

下手でもいいから、まずさっと仕事を終わらせることが必要です。

最後に恋愛です。

好きな人がいても、なかなか告白しません。

「もっと相手のことを知ってから」

慎重派の人は、決断までに時間がかかり、行動しようとする前に日が暮れます。

もたもたしているうちに、相手はほかの人と付き合い始めます。

自分がチャンスを逃した理由を「自分に魅力がないから」と思っています。

そうではなくて、ただ決断も行動も遅かったからです。

悲しいかな。

うまくいかない人は「自分が遅いことが原因」ということに気づいていないのです。

むしろ「自分はまだ早すぎる」とさえ、勘違いしています。

早すぎる決断だから失敗したんだと思い、さらに遅くなり、さらに運もチャンスも逃げていきます。

スピードのある人になる方法(3)
  • 遅いことを「熟慮」「慎重」と勘違いしないようにする。
迷ったら、どちらでもいいということ。

スピードのある人になる30の方法

  1. スピードのある人が成功する。
  2. 運勢アップは、スピードを意識するだけでいい。
  3. 運が悪い人は、決まって「遅い」。
  4. 迷ったら、どちらでもいいということ。
  5. 「ゆっくり=安定」ではない。
    「スピード=安定」である。
  6. ある程度のスピードがあると、疲れにくくなる。
  7. 人生を2倍楽しむために、迷ったら両方選ぼう!
  8. スピードがあれば、自動的に勝ってしまう。
  9. 一流になるための第一歩は、まずスピードから。
  10. 決断できないのは、脳が衰えている証拠。
  11. 困難を乗り越えるためには、走って飛び越えればいい。
  12. 常識で考えるとスピードは出ない。
    非常識で考えるからスピードが出る。
  13. 仕事のスピードとは、処理速度だけを言うのではない。
    前倒しにすることも、スピードの1つ。
  14. 若者は、若さをバネにスピードを。
    年配は、老いをバネにスピードを。
  15. 行動で一番時間がかかっているのは、決断するまでの時間。
  16. 早い決断ほど、いい決断。
  17. 先にスケジュールを決めてしまおう。
    スケジュールが決まるから、やる気も出てくる。
  18. 嘘は、真実に変えてしまおう。
  19. にらみ顔にならない。
    笑顔でスピードを出す。
  20. 面倒くさい丸暗記は、スピード仕事術のかなめ。
  21. 1人行動のときこそ、スピードが出る。
  22. ひらめくためには、スピードを出せばいい。
  23. 全力でスピードを出すと、記憶喪失になる。
  24. 待つ側になる人が、有利になる。
  25. 逃したチャンスに執着しないことで、スピードが出る。
  26. 自分から行動すれば、仕事が早く進み、自分も成長する。
  27. 落ち着きは、スピードを作る。
  28. 今日から「話しかけられる側」を卒業。
    今から「話しかける側」になろう。
  29. 今しかできないことを、後回しにしていませんか。
  30. 余裕の時間を作りたいときほど、スピードを出して仕事を終わらせる。

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