雨上がりの朝、あなたが道を歩いていると、目の前に水たまりがありました。
小さな水たまりなら、その場で飛び越えてしまうでしょう。
しかし、大きな水たまりにもなると、その場で飛び越えるわけにはいきません。
あなたなら、どうしますか。
スピードをつけて助走し、走り幅跳びのように、飛び越えますよね。
大きな水たまりは、助走をつけて飛び越えればいいのです。
問題なく、前へと進めます。
スピードを持って走ったとき、大きな困難も乗り越えられるのは、水たまりだけの話ではありません。
人生でも、大きな困難が乗り越えられない理由は、スピードがないことが原因です。
大きな水たまりが助走なしに飛び越えられないように、大きな困難もスピードなしでは乗り越えられないのです。
失敗する人はいつもペースが遅く、失敗しない人はいつもペースが速いものです。
なぜかというと、助走があるかないかの違いだからです。
普段からスピードのある人は、常に助走をしている状態です。
大きな困難がいつやってきても、水たまりのように軽く飛び越えることができるのです。
乗り越えられないのは、スピードがないからです。
スピードがないと、助走がないため水たまりに落ちて、びしょびしょになります。
速ければ失敗しやすいというのは、嘘です。
本当は、速ければ失敗しにくくなるのです。
スピードこそ、困難を乗り越えるためのポイントです。
スピードなしに、困難を乗り越えるというのはあり得ません。
あなたが大きな水たまりを、助走をつけて乗り越えるように、大きな困難ほど、スピードがあったほうが乗り越えられるのです。