就職活動では、スケジュール管理が重要です。
企業説明会から内定までの一連の流れを、細かく区切って予定を立てます。
必要になる資格、興味のある企業説明会、参加したいインターンシップなどがあるでしょう。
さて、就職活動に成功する人と失敗する人には、スケジュール管理に大きな違いがあります。
就職活動に失敗する人は、スケジュールが成り行き任せです。
そもそもスケジュールをあまり考えていません。
筆記試験対策・企業説明会・企業研究など、行き当たりばったりで決めます。
もちろん時にはそういう巡り合わせもあっていいでしょう。
しかし、それが「いつも」という状態になると、考えものです。
うまくいくこともありますが、半分は運に任せているような状況です。
気づけば、資格の試験日が迫り、勉強する時間がない。
やることがたくさんあって、インターンシップのチャンスを逃した。
貯金するため、アルバイトが忙しくて、就職活動ができない。
成り行きに任せているため、後になって慌てる状況が多くなるのです。
就職活動に成功する人は、スケジュールが計画的です。
スケジュール作成に、まずしっかり時間をかけるのが特徴です。
就職活動を始めるにあたって、就職活動全体のスケジュールを考えるのです。
まず、就職活動に必要な費用を計算します。
必要になる費用がわかれば、足りない費用を稼ぐため、アルバイトの計画を立てます。
必要な資格を決め、試験日の日程を把握して、資格の勉強に専念する期間を決めます。
もし予定を細かく決めるのが難しければ、大まかに決めます。
「8月は筆記試験対策に集中する」「9月は資格の勉強に集中する」などです。
スケジュールが計画的であるため、1つ1つのイベントに、慌てることなく集中できるようになります。
今後の見通しも把握できるため、精神的にも楽になるのです。