執筆者:水口貴博

いらいらしない人になる30の方法

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失敗したら特徴に変えて、生かしてしまおう。

失敗したら特徴に変えて、生かしてしまおう。 | いらいらしない人になる30の方法

彫刻で間違ったところを削ってしまえば、その間違いを生かして作品を作ればいいのです。

間違えて「もうダメだ。最初からやり直しだ」と思うのではなく、間違いの味を生かそうと思えばいいのです。

削りすぎた部分を味に変えてしまえば、立派な彫刻が出来上がります。

よい作品には味がありますが、その味は、失敗や間違いから生まれたものが多いものです。

私は作品を書いているときに、漢字変換を間違えてしまうことがあります。

しかし、後で読み直すと、間違った漢字のほうがよい味を出しているのです。

ある日「意志が固い」と書きたかったところを、間違えて「石が硬い」と書いてしまったことがありました。

パソコンの漢字変換では、よくあることです。

しかし、間違えて漢字変換してしまったことから、思いもしない新しい発想が生まれました。

修正せず、石という漢字のまま話を続けることがあります。

「生みの親」と書きたかったところを「海の親」と漢字変換してしまったこともあります。

間違えると「こういう考え方も悪くないな」と新たな発想が浮かんできます。

そういうことは、これまで何度もありました。

今ではわざと、間違えやすいように書いているくらいです。

私はスピードを大切に書いていますが、スピードを上げると間違えやすくなり、間違えると新しい発想が生まれやすくなります。

そうした間違いのおかげで、これまでたくさんの作品を書くことができています。

間違えたら、それを特徴に変えられないかと考えましょう。

間違ってしまえば、その間違いを味に変えて生かしてしまえばいいだけです。

いらいらしない人になる方法(8)
  • 間違いを生かす。
いつもより早めに家を出れば、気持ちも穏やかになる。

いらいらしない人になる30の方法

  1. いらいらするのは、余裕がないから。
  2. いらいらしない人になるために「余裕のある生活」を心がけよう。
  3. 「ぎりぎり」に、快感を味わっていませんか。
  4. 「本番だ」と気合を入れすぎない。
    「練習だ」と思えばいい。
  5. 価値観を捨てると、いらいらも消える。
  6. いらいらすれば、紙に書いて、ごみ箱に捨てよう。
  7. 部屋の中で人とぶつかると、外で車とぶつかる。
  8. 失敗したら特徴に変えて、生かしてしまおう。
  9. いつもより早めに家を出れば、気持ちも穏やかになる。
  10. 誰もあなたの心に傷をつけられない。
    自分で傷をつけるだけ。
  11. 寝るか忙しくすれば、嫌なことを忘れる。
  12. 体を動かせば、いらいらもなくなる。
  13. 体を動かす機会、自分から捨てていませんか。
  14. いらいらは、吐き出し方によって、非行にも成功にもなる。
  15. 「自分、自分」と考えない。
    「あなた、あなた」と考えよう。
  16. 近くを見つめない。
    遠くを見つめよう。
  17. 目標を見ていると、いらいらする。
    目的を見ていると、いらいらしない。
  18. まめにコミュニケーションを取る習慣で、いらいらを解消しよう。
  19. 話しかけると、壁がなくなる。
  20. 文句や不満を言う人ほど、キレることはない。
  21. 励ましていると、自分が励まされる。
  22. 思いどおりにならないことは「それでよかった」と考えよう。
  23. バスが来るほうを見るから、いらいらする。
    バスが来ないほうを見れば、いらいらしない。
  24. 海は、あなたの生みの親。
    眺めていると、心が落ち着く。
  25. いらいらして健康になろう。
  26. いらいらすることに、感謝できるようになろう。
  27. ふわふわしたものに触れると、いらいらが緩和される。
  28. 「いい思い出になった」と、言い切ってしまおう。
  29. できないことは見ない。
    できるところだけを見つめる。
  30. 他人と比べない。
    いっそのこと、他人を見ない。

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