告白と言えば、断られたときのショックです。
告白できない人に「なぜ告白しないの」と聞くと、必ずと言えるほど「断られたときが怖いから」という答えが返ってきます。
本人の前での告白は、相手に「Yes」と「No」の2通りの答えしか求めないため、断られる確率も大きくなります。
2分の1の確率。
50パーセント。
「白と黒のどちらかを選びなさい」と言われると、選択に困る上、相手を驚かせます。
そんなときこそ、告白せずして告白をする方法です。
食事に誘ったり、映画に誘ったり、一緒に旅行やキャンプに行こうと誘います。
もし、あなたのことが嫌いなら、やんわり断られます。
「ちょっと用事があって行けない」
「キャンプは苦手だから……」
「また今度にするよ」
「もう予定が入っているから……」
はっきり「嫌だ」とは言いませんが、柔らかくNoと表現しています。
これはいわば「ごめんなさい」のサインです。
小さな告白に、小さく断られたのです。
小さなアピールですから、相手も驚きが小さく、冷静に考えやすく、返事もしやすい。
たとえ断られたとしても、さほど大きなショックはありません。
あなたのことを嫌いと言っているのではなく「ちょっとまだ早いです」「タイプではありません」と遠回しに表現しているのです。
ショックが小さければ、立ち直りも早くてすみます。
しかし、もし、少しでもあなたのことを受け入れてくれるなら「いいよ」と答えることでしょう。
食事や映画で一緒に過ごす時間を少しでも増やし、自分のことをさらにアピールします。
自分のことを積極的に話して、自分のことを相手に十分知ってもらいましょう。
まずは、相手にあなたのことを知ってもらうことが最優先です。
友人として話を始めることからでかまいませんから、会う回数を増やし、じっくりコミュニケーションを重ねていきましょう。
告白の第一歩は、とにもかくにも、コミュニケーションからです。