仕事と趣味の両立のために、睡眠を削る人がいます。
1日は24時間しかありません。
時間は、すべての人に平等です。
貧乏な人でも大金持ちの人でも、1日24時間は共通です。
時間を作るなら、睡眠を削るのが手っ取り早いといえるでしょう。
睡眠を削ったら、それだけ活動時間が増えることになります。
睡眠を1時間2時間を削ったら、活動時間も1時間2時間増えることになります。
なかには睡眠を極限まで削ろうとする人もいるようです。
しかし、残念ながらこれはうまくいきません。
最初はうまくいっても、長くは続きません。
睡眠を削ると、日中のパフォーマンスが著しく低下します。
安易に睡眠を削ると頭が回らないため、ミスが増えたり、やり直しが増えたりして、残業が多くなります。
仕事のスピードが落ちるばかりか、クオリティーも下がります。
残業が増えれば、肉体的にも精神的にも疲弊してしまい、全力で趣味に打ち込むことはできません。
仕事のクオリティーだけでなく、趣味のクオリティーまで下がることになります。
たとえば、仕事の残業が終わって、へとへとの状態で映画鑑賞をするとしましょう。
ろくに頭が回らず、鑑賞に集中できません。
疲れや眠気でうとうとしてしまい、きちんと映画鑑賞ができないのです。
睡眠を削って時間を確保するのは手っ取り早い方法ですが、最もリスキーな方法です。
睡眠は人の3大欲求の1つであり、生きていくうえで必要なものです。
両立をさせたいなら、しっかり睡眠を取るに尽きます。
睡眠時間の理想は、人によって異なりますが、7時間から8時間半と言われています。
どれだけ少なくても6時間は確保したい。
睡眠時間を削ったツケは、後から必ず回ってくるのです。
仕事中は、残業にならないよう、目の前の仕事に専念しましょう。
効率を上げるために手順や段取りを工夫して、目的な不明瞭な会議は不参加です。
余計な飲み会やイベントは、適当な理由をつけて、どんどん断りましょう。
睡眠時間をたっぷり取れば、仕事もばりばり取り組めます。
仕事が定時通りに終われば、きちんと趣味の時間も確保でき、うまく両立ができるのです。