上司の良しあしはどこでわかるのでしょうか。
その1つは、趣味で有給休暇を取るときです。
趣味で有給休暇を取ることを伝えます。
「私用のため」とぼかすのもいいですが、ここはあえて趣味を理由にして伝えてみてください。
「趣味を楽しみたいので有給休暇を申請します」
このとき、上司がどんな反応をするかです。
嫌な顔を見せたり、ぶつぶつ文句を言ってきたりするようなら、ダメ上司です。
「趣味程度で有給休暇を取るな」「趣味という理由は認められない」など、有給休暇を取らせてくれないこともあるかもしれません。
これは悪い上司の典型です。
そもそも有給休暇は労働者の権利であり、取得理由も自由です。
原則として使用者は、労働者の有給休暇の取得を拒否することはできないと、労働基準法で定められています。
良い上司なら、にこにこしながら快諾します。
一言も文句を言いません。
「趣味は大切だよね。たっぷり楽しんでね」と趣味を応援してくれます。
「せっかくなら有給をもう1日追加して連休を伸ばしてもいいよ。調整するよ」と勧めてくれることもあります。
自分の趣味で有給休暇を取得することを、喜んで受け入れてくれる上司こそ、良い上司です。
趣味は、豊かな人生を送るために大切なことです。
良い上司なら、趣味の重要性を理解しています。
趣味が充実してこそ、仕事も充実します。
上司の良しあしは、趣味で有給休暇を取るときにわかるのです。