「私には趣味がありません。どうすれば趣味を作れるのでしょうか」と悩む人がいます。
趣味を作りたいにもかかわらず、無趣味で悩んでいる人は少なくありません。
もちろん本人が無趣味を望んでいるならそれでいいのですが、趣味を作りたくてうまくいっていないなら困った悩みです。
なぜ無趣味の人は、趣味を作れないのか。
無趣味の人に共通することがあります。
趣味を作りたいと言いつつ、何もしていないのです。
「私には趣味がありません。どうすれば趣味を作れるのでしょうか」と言うだけで終わっています。
具体的な行動は何もなく、言うだけ・願うだけの状態なのです。
これでは趣味を作れないのも当然です。
無趣味の人に必要なのは「三日坊主」です。
とにかく片っ端からいろいろなことを体験してみるのです。
外から見ているわけではわかりません。
実際に体験してみることでわかります。
三日坊主には悪い印象を持たれがちですが、実は大切なことです。
じっとしているだけで、新しい趣味は作れません。
無趣味な人こそ、どんどんいろいろなことにチャレンジして、三日坊主を経験しなければいけません。
「三日坊主をたくさん経験する」という考え方になれば、勇気が出るのではないでしょうか。
最初から自分にぴったり合ったものに出会うのは困難です。
たくさんのハズレを引いていくなかでアタリを引く、という考え方でいきましょう。
当たりを引く確率は1割以下なので、数をこなしていくことが大切です。
最初から長く続ける必要はありません。
実際やってみて、合わないと思ったら、気持ちを切り替え、次の何かにチャレンジします。
そしてまたやってみて、自分に合わないと思ったら、気持ちを切り替え、また次の何かにチャレンジします。
合っていないのにずるずるやり続けていても仕方ありません。
合わなければ、すぐやめたほうが断然いい。
三日坊主をした自分を責めず、気持ちを切り替えることが大切です。
経験の食わず嫌いはよくありません。
見た目や雰囲気だけで判断せず「ものは試し」の精神でどんどんチャレンジしていきましょう。
三日坊主をしたからといって、何かペナルティーがあるわけではありません。
ペナルティーも何もないのですから、三日坊主を恐れず、行動あるのみなのです。
どんどん三日坊主を繰り返していくと、あるときぴんとくるものと出会います。
自分に合っているものに出会い、新しい人生の扉が開くのです。