「悪口を言ってはいけないことくらいわかる。それが我慢できないから困っているのではないか」
そう思っているのではないでしょうか。
たしかに悪口を言ってはいけないことをわかっていても、それを我慢することはなかなかできるものではありません。
悪口を言っていけないことくらいはわかっていても、我慢できないほど、つらい現実がある場合です。
たまったストレスをほうっておくことは、精神的にもつらく、自分が弱ってしまいます。
では、悪口を言わずして、どうストレスを発散させればいいのでしょうか。
ノートに書いてしまえばいいのです。
ノートに、思いつくままの言葉をすべて書き出してしまいます。
罵声でも悪口でも何でもかまいません。
自分が思っているままのことを、とにかくノートに書いてしまいます。
ノートの上で、ストレスを発散させればいいのです。
誰にも見られず、聞かれず、悪口を言えます。
ただし、ノートは誰にも見られないようにしましょう。
見つからないように管理して、書き終わったら破って捨てるほうがいいでしょう。
言葉として吐き出すのではなく、文字として吐き出してしまえばいいのです。
悪口を言いたくても言えないと、いつもの倍以上のストレスがかかります。
「思ったことを言いたいストレス」と「思っていることを言えないストレス」の両方です。
我慢をすることはたしかに必要ですが、我慢をしすぎることはもっと問題なのです。
どんな方法でもかまいませんから「吐き出すこと」をしておくほうが、精神上は健康的です。
カラオケに行って疲れるほど歌いまくったり、フィットネスで体を動かしたりすることでストレスを発散させる方法もあるでしょう。
ヨガ、エステティック、映画鑑賞など、逆にリラックスする方法もあります。
どんな方法でもかまいませんから、自分に合った方法を見つけ、上手にストレスを吐き出していくことがポイントです。
私の場合は、日頃からHAPPY LIFESTYLEで文章をたくさん書いていることが、1つのストレス発散になっています。
むしろ、助かっているというくらいです。
私にとって書くことは、吐き出しているようなものです。
日頃から気になっていることやわかったこと、言いたいことを、文章としていつも書き出しています。
自分の中にためたままだとストレスになってしまうため、言いたいことを知恵に変えて、お話をしているわけです。
人間の経験、特につらい経験であるほど、何か学べることが必ずあります。
つらい経験をしてストレスがたまり、学べる点も同時にあるため、コツとして書き出しながらストレス発散もできるわけです。
何か「学べること」があるはずです。
ストレスとは、同時に勉強でもあるのです。