「勝つこと」「負けること」を意識すると、競争が激しくなります。
競争をすると、目的が勝つことのみに絞られます。
「勝てば幸せ、負ければ不幸」という方程式が出来上がってしまいます。
「勝つこと」「負けること」を意識してしまうのは、心の汚れの1つです。
勝敗を意識するために衝突することになり、自分の限界を知らずに体調を崩して健康を損なうことになります。
つまらない見栄やプライドを持ってしまうと、どうも人間の行動はおかしくなってしまうのです。
今まで「勝敗」を意識していたからいけないのです。
では、何を意識すればいいのでしょうか。
「楽しさ」を意識すればいいのです。
今から「勝敗」の意識から「楽しさ」の意識へとスイッチを切り替えましょう。
楽しさを意識すれば、勝っても負けても充実できます。
勝つことは、相手にすごいと思われたいという見栄で行動していました。
つまり他人の目ばかりを気にしているため、主人公は自分ではなく他人ということです。
しかし、楽しいことを意識した瞬間から、主人公は自分になります。
自分が楽しいから行動するということになります。
今までの悔しさや苦しさから抜け出せ、充実感だけを得られるようになります。
心の汚れをきれいに取り除くためには「勝ち負け」という意識を捨てることがポイントなのです。