正直になったほうが、心も軽く、人間関係もうまくいくようになります。
ありのままの自分を出すため、相手に誤解もされにくく、打ち解けた関係になりやすいのです。
正直であることは、仮面を脱ぎ、ありのままの自分を出していくことです。
するとあなたの顔に汚れがあれば、他人がそれを教えてくれます。
それを聞いてあなたはすぐ顔を洗って汚れを取ればいいだけです。
しかし、正直になれない人がいます。
なぜ正直になれないのかというと、コンプレックスがあるために、自分のことを守り、大切にしすぎてしまうからです。
コンプレックスが大きい人ほど、嘘をついて隠そうとします。
正直でない人ほど、嘘をついてしまうため、ついた嘘のつじつま合わせに大変なエネルギーを使ってしまうことになります。
嘘が嘘を呼び、嘘だらけの生活になります。
嘘を隠すためのエネルギーも膨大です。
それで心がどんどん乱れて汚れていくのです。
嘘をついて自分のコンプレックスを隠そうとすることは、仮面をかぶっていることと同じです。
その嘘を隠すための時間とお金と努力が必要になり、隠しているため、本当の改善はまったくされていません。
いえ、時には仮面の裏で悪化している場合さえあります。
顔に自信がない女性ほど、化粧が厚くなりがちです。
しかし、化粧をしすぎてしまうと、肌が呼吸できなくなり、さらに顔が荒れます。
自分に自信がない人ほど、人から嫌われるのではないかと勧誘を断れず、つまらない話に時間とお金を使ってしまうことになります。
さらに悪循環にはまります。
隠すことは本当の改善にはなりません。
仮面をかぶることは、嘘をついているということです。