ピンチをチャンスに変えるためには、見栄やプライドに注意してください。
もちろん人間ですから、誰でも多少の見栄はあって当然です。
自分を立派に見せたい気持ち、自分を大きく見せたい気持ちはあるもの。
プライドを持って仕事をしている人も多いはずです。
しかし、ピンチは緊急時です。
見栄やプライドに固執していると、かっこつけたり強がったりすることになります。
「イメージを壊したくない」「弱いところを見せたくない」といった思いから、素直に助けを求められなくなります。
自分の殻に閉じこもることになるのです。
仕事をするうえでプライドも大切ですが、ピンチのときは、プライドほど邪魔なものはありません。
行動に制限がかかって動きにくくなり、解決できることもできなくなる。
ピンチをチャンスに変えることもできなくなるのです。
ピンチのとき、かっこつけている場合ではありません。
ピンチのときに必要なのは「謙虚な姿勢」です。
恥も外聞も捨てることです。
見栄もプライドも、余計な心の荷物です。
心当たりがあるなら、さっさと捨ててしまうのが得策です。
一度捨ててしまえば、何ということはありません。
「私はどうしてこんな小さなことにこだわっていたのだろう」と思うでしょう。
身も心も軽くなり、とても快適です。
スピードも行動力も劇的に向上します。
ピンチをさっと切り抜け、チャンスに変えられるのです。