ピンチをチャンスに変えられるかどうかは運次第と考える人がいます。
「運が良ければチャンスに変えられる。運がなければチャンスに変えられない」と思っています。
うまくいかなければ「ついてなかったね」とあっさり諦めます。
これは違うのです。
たしかに運の要素もゼロではありませんが、だからといって運がすべてでもありません。
運任せは、受け身の姿勢と同じです。
運で決まるものと思っていると、努力しなくなります。
頭を働かせることがなくなり、行動することも粘ることもなくなります。
ピンチをチャンスに変えるのは、努力をするかどうかで決まります。
ピンチを紙に書き出し、現状や原因について整理します。
しっかり頭を働かせて知恵を絞れば、良いアイデアがひらめきます。
そして、アイデアをきちんと実行に移せば、チャンスに変えられます。
たとえうまくいかなくても諦めません。
失敗すれば別の方法を探って、何が何でもチャンスに変えられるよう努力します。
1人でできないなら、人の力を借りて立ち向かいます。
それだけのことです。
努力も何もせず「チャンスに変わってくれたらいいな」と天に向かって祈るだけでは何も変わりません。
運次第と考えるではありません。
自分次第と考えましょう。
現実を変えるのも、道を打開するのも、自分です。
運次第ではなく、自分次第と考える人が、ピンチをチャンスに変えられるのです。