ピンチが訪れたとき、ピンチに文句を言う人がいます。
「どうしてこんなことになったの?」
「こうなったのはあの人のせいだ」
「ついてないなあ……」
「これは神様のいたずらなの?」
ぶつぶつ文句を言います。
がっくり肩を落として、落胆のため息をつきます。
「あのときこうしていれば良かった」と、後悔の念を口にすることもあります。
ピンチのストレスを人にぶつけんばかりに、ぶつぶつ言うのです。
たしかにピンチに文句を言いたくなるのはわかります。
余裕がないときにピンチになれば、不安から不機嫌になったり態度が荒っぽくなったりことがあるものです。
しかし、ピンチになってしまったものは仕方ありません。
文句を言うことにも、時間や労力を使います。
文句を言うことに貴重なリソースを使っていると、ピンチをチャンスに変えるリソースがなくなります。
実現に向けて動き出すのも遅くなるのです。
ピンチに文句を言わないことです。
時間も労力も有限です。
リソースは限られています。
限られたリソースは、建設的なことに使うのが得策です。
「文句を言う暇があれば、考えろ! そして動け」ということです。
限られたリソースは、文句を言うことではなく、ピンチをチャンスに変えることに使いましょう。