頭を柔らかくするためには、捨てておきたいことが3つあります。
「見栄」「体裁」「プライド」です。
どれも頭を固くさせてしまう原因の1つ。
少なからず誰にも心当たりがあるでしょう。
もちろん適度ならいいのです。
自分の評価を上げるために、見栄を張ってかっこつけたいときもあるでしょう。
見た目を意識して、実際以上によく見せたくなるのは、人間らしい心理です。
体裁も、社会を生きていくうえで必要な要素です。
協調性や礼儀作法を保つ上で、体裁を気にする程度なら問題ありません。
プライドについても、自信や意欲につながることならOKです。
プライドがあるからこそ、責任と使命感を持って仕事に打ち込めるようになります。
しかし、適度を超えて過度になると、話は変わります。
見栄ばかり張っていると、知らないことがあったとき「教えてください」と言えなくなります。
体裁ばかり気にしていると、人目に振り回されることが増えてしまい、本当の自分を見失ってしまうでしょう。
プライドに固執していると、視界が狭くなり、自分の無知や思い込みに気づきにくくなります。
見栄も体裁もプライドも、過度になると、もはや悪影響でしかないのです。
見栄・体裁・プライドは捨ててしまいましょう。
見栄を張るのをやめて、素直になりましょう。
素直になると、物事を吸収しやすくなります。
体裁を気にするのもやめましょう。
立派に見られたい気持ちがあったとしても、体裁を気にしていると、思考が固くなります。
プライドにも要注意です。
責任感や使命感につながるプライドならいいですが、自分本位のつまらないプライドなら捨てたほうがいい。
それぞれゼロにすることはできなくても、減らしていくことならできるはずです。
見栄・体裁・プライドを忘れて生きるようになると、肩の荷が下りて生きやすくなります。
物事をゼロベースで考えやすくなり、頭が柔らかくなります。
見栄・体裁・プライドに固執しそうになったら、次の3つの言葉を自分に言い聞かせてください。
「見栄を張るな!」
「体裁を気にするな!」
「つまらないプライドなんて捨ててしまえ!」
ふわっと心が軽くなり、視界が広がる感覚が得られ、物事の見方がスムーズになるでしょう。
見栄・体裁・プライドから解放されると、頭が柔らかくなります。