「ピンチを乗り越えられなかったら、後がない!」と騒ぎ立てる人がいます。
ピンチを乗り越えられなければ、人生も何もかもすべてが終わると考えているのです。
大ピンチに見舞われたとき、よく聞かれるセリフです。
それは大げさに考えすぎです。
本当に最悪のピンチとは、命に関わるピンチのみです。
それ以外のピンチは、大したことのように感じるだけで、実際は大したことではありません。
ピンチのときは、目の前のことに意識が向くあまり視野が狭くなっていて、極端な考えに走りがちです。
そのため、ピンチを乗り越えられなかったら後がないと感じてしまうのです。
これは大きな誤解です。
乗り越えられなかったからといって、人生が終わるわけではありません。
もちろんひどい目に遭うことにはなるでしょうが、それだけのことです。
ピンチを乗り越えられなかったからといって、人生が終わるわけでも時間が止まるわけでもありません。
普通に明日がやって来るし、太陽も昇ります。
まだまだ人生は続き、未来も続きます。
楽しい毎日を送ることもできるし、幸せな人生にすることもできます。
ピンチを乗り越えられなくても、後はあるのです。
だからあまり深く考えすぎないことです。
大変かもしれませんが、楽しく気楽にいきましょう。
肩の力を抜いたほうがうまくいきます。
乗り越えられなくても、命までは取られないのです。