「夢が叶わない」と嘆く人がいます。
じっくり話を聞いてみると、さほど努力していないのです。
一応取り組んではいるものの「普通の努力」「最低限の努力」で終わっています。
「時間がない」と言いながら、友人からの誘いにほいほい乗っています。
「お金がない」と言いながら、余計なものをたくさん買っています。
ちょっとでも壁にぶつかることがあれば、すぐ諦めています。
粘ることがあっても、ちょっと粘る程度です。
「必死で頑張っている」と言いますが、そもそも頑張ることは精神論・根性論であり、正しい方策とは言えません。
簡単に夢が叶うなら誰も苦労しません。
本気で努力していないなら、夢が叶わなくて当然です。
軽々しく「夢が叶わない」と言わないことです。
「夢が叶わない」と何度も言っていると逃げの口実となり、実現不可が正当化されてしまいます。
夢を叶えるためには「本気の努力」が欠かせません。
脇目も振らず集中して、一心不乱に打ち込みます。
できなければ、できる方法を考えます。
やる気が出ないなら、やる気が出ないなりに取り組むか、自分にむちを打って奮い立たせます。
まとまったお金が必要なら、必死で節約してお金を貯めます。
時間がないなら、余計な誘いはすべて断ればいいことです。
お金も時間も労力も、惜しげなくすべて差し出すくらいの覚悟がなければいけません。
時には逃げ道を断って取り組むことも必要です。
夢を叶えた成功者に共通する言葉は「自分にはこれしかできない」です。
つまり「これしかできない」という状況になるほど、夢にすべてを捧げているのです。
夢に人生のすべてを投下すれば、実現確率は大幅にアップします。
不可能や非現実でないかぎり、本気の努力で取り組めば、夢の8割は叶います。
「夢が叶わない」と弱音を吐きそうになったら、本気の努力をしているか自分を振り返ってみてください。
「夢が叶わない」は、やるだけのことをやった人だけが言えるセリフです。