本気になるのはいいことです。
やる気に満ちていて、真面目な気持ちがあり、100パーセントになっているということです。
夢や目標の実現には本気が欠かせません。
本気になるからこそ、自分の持てる力を発揮することができ、夢や目標も叶えやすくなります。
たとえ失敗に終わっても、本気になっていれば悔いがありません。
「やれるだけのことはやった」と思えるので、むしろすがすがしい気持ちになるのです。
しかし、人生がうまくいく人とそうでない人には「本気の示し方」に大きな違いがあります。
人生がうまくいかない人は、本気を「言葉」で示します。
「私は本気です!」
大きな声ではっきり言い切ります。
しかも一度だけでなく、二度も三度も「本気です!」と繰り返します。
周りに本気であることをわかってもらうため、必死に主張を叫び続けます。
もちろん声を大にして主張することは悪くないのですが、この後が残念です。
威勢のいい言葉とは裏腹に、肝心の行動が伴っていません。
サボったり手抜きがあったり中途半端な行動だったりです。
そもそも行動ゼロというケースも少なくありません。
「本気、本気」と騒ぐことにエネルギーを使っているので、肝心の行動に回すエネルギーが不足するのです。
どれだけ「本気」と叫んだところで、肝心の行動が伴わなければゼロです。
周りから「あの人は口だけだね」と陰で笑われることになります。
信用が落ちて誰からも支持されなくなり、人生がうまくいかなくなるのです。
人生がうまくいく人は、本気を「行動」で示します。
本気は、言葉より行動で示すものだと思っています。
口を動かす暇があるなら、具体的に動くべきだと考えています。
そのため、あまり口数が多くありません。
寡黙だったり口下手だったりしますが、その代わりに行動力が飛び抜けています。
まず行動することに全力を注ぎ込んでいるので、どんどん物事が前に進み、相応の結果が返ってきます。
圧倒的な行動力があるため、周りから「あの人は本気だね!」とささやかれるようになります。
自分から「本気」と言わなくても、行動している姿を通して本気を伝えることができます。
圧倒的な行動力が本気であることの証明です。
きちんと行動しているので、きちんと結果が返ってきます。
周りからの信用も高まって人生もうまくいくのです。
本気は、言葉より行動で示すものです。
行動に勝るものはありません。
仕事の本気も、恋愛に対する本気も、勉強やスポーツの本気も、言葉より行動で示しましょう。
行動至上主義になって、何事においても行動を重視することが大切です。
本気を行動で示す人は、必ず人生がうまくいきます。