「ピンチはピンチでしかない。ピンチをチャンスに変えるのはきれい事だ」と言う人がいます。
たしかにどうしようもないピンチのときもあります。
チャンスに変えるどころか、乗り越えることすら不可能に思える状況があるでしょう。
そんなとき、チャンスに変えるというのはきれい事に聞こえてしまいます。
疑わしく思うのも無理はありません。
しかし、きれい事だと思う人は、最初から努力を怠っているのです。
きれい事だと思った瞬間、すべてそこでストップします。
「どうせ頑張るだけ無駄」という努力放棄の思考になってしまい、ピンチに対して積極的になれません。
考えることも、行動することも、粘ることもなくなります。
ピンチをチャンスに変えることをきれい事だと思っているから、うまくいかないのです。
大切なのは「チャンスだと信じ込むこと」です。
ピンチでしかないときもあるかもしれません。
たとえそうだとしても「これはチャンスなんだ!」と100パーセント信じて行動することが大切です。
自分を洗脳させるかのごとく、ピンチはチャンスと信じて頑張るしかないのです。
そうすれば、心に火がつきます。
考えることも、行動することも、粘ることもできるようになります。
「思考は現実化する」という言葉があるように、思いが強ければ強いほど、その願望が実現します。
結果として、奇跡が起きるのです。