試験が終わった後、くよくよ悩んでいる人がいます。
「あそこの問題を間違えたかもしれない。ちょっと時間が足りなかったなあ。試験をやり直したい」
試験が終わってから自分の間違いに気づき、悔やむことがあるかもしれません。
最初は2番を選択していたが、見直しのとき3番に変更して、試験の後に確認すると、結局2番が正解だったというオチがあります。
「結局最初に選んだものが正解」というケースは、試験ではよくあることです。
試験が終わったら、もうどうすることもできません。
試験が終わってから、試験用紙の解答を変更することはできません。
解答用紙の3番につけた丸を、2番に変更することは無理な話です。
天に祈ったところで終わったことは変えられません。
どんなに悔やんだところで現実を受け入れるしかないのです。
終わったことは、くよくよ悔やまないことです。
終わったことを悩むのは時間の無駄。
どんなに悔やんだところで、過去に戻ったり過去を変えたりすることは1ミリもできません。
試験に限ったことではありません。
仕事のプレゼンでもスポーツの試合でも、本番が終わった後に悔やむのは無駄な時間です。
本番が終わったら、さっと気持ちを切り替え、次のステップに進みましょう。
返ってきた結果は素直に受け入れます。
ミスや失敗があれば、素直に反省して次に生かしましょう。
本番で取り返しのつかないことであれば、それはそれで素直に現実を受け止めるだけです。
終わったことを悔やまないことが、時間を無駄にしないことにつながるのです。