試験でよくある失敗パターンがあります。
試験の4択問題で、最初に思いつく答えがあります。
問題文を読んだ瞬間「正解は3番だろう」とすぐわかります。
ところが後で見直すと「やっぱり2番のほうが正しい気がする」と考えが変わり、回答を書き直します。
ここで失敗します。
いざ答え合わせをしてみると、最初に選んだ答えが正しかったことがわかって悔やみます。
「最初に選んだ選択肢が正解だった。書き直さなければよかった」
きっとあなたも何度も経験があるでしょう。
最初の答えを書き直すと、たいてい後悔するのが試験の定番です。
これは、試験に限った話ではありません。
人生においても同じです。
最初に決めた答えを、後から変えないことです。
たとえば、レストランでメニューを選ぶときです。
最初に「これを食べてみよう」と決めたら、後から変更しないことです。
考えれば考えるほど、邪念が浮かんできて、正しい選び方を妨げます。
時間をかければかけるほど目移りして、純粋な気持ちがくすんでいき、本当に食べたいものがわからなくなってきます。
後から目移りしそうになっても、自分の直感を信じることです。
最初の答えがおおむね正しい。
直感を生かすなら、最初に選んだ答えを後から変えないことです。
そして一度決めたら「その選択が正しい」と思うようにしてください。
少しくらい気の迷いが生まれても「これでいい」と貫くことも大切です。
最初に浮かんだ答えには、直感的になるため、自分らしい選択にもなりやすい。
ぱっと見た瞬間、最初に浮かんだ答えを大切にしましょう。
100パーセント正しいわけではありませんが、少なくとも高確率で正しいのは間違いありません。
最初に浮かんが答えを変更しないでください。
うかつに変更すると、後から悔やむことになるでしょう。
後で変更したせいで、今まで何度も痛い目に遭ってきた過去が、その証拠です。
心の迷いで変更した結果、悔しがった経験があるでしょう。
明らかに間違いであれば別ですが「心の迷い」という程度であれば、そのままにしておくのが賢明です。
しばらくしてから「変更しなくてよかった」と、ほっと安心する自分と出会えます。
最初に浮かんだ答えは、おおむね正しいのです。