ニュース番組は、国内情勢だけでなく、海外情勢についても報道されます。
海外ニュースをチェックするときは、国旗を覚えるベストタイミングです。
最近のニュースは親切な作りになっていて、海外情勢を取り上げる際、国名と一緒に国旗が表示されるシーンをよく見かけます。
このとき、ぼんやり国旗を見て終わりにするだけでは惜しい。
せっかく国旗が目に飛び込んできたなら、ぜひ国旗の意味を調べてみてください。
国旗は国を代表する旗ですから、必ず重要な意味が込められています。
ネット検索で国名と国旗の意味をチェックすれば、すぐわかるでしょう。
たとえば、イタリアの国旗は緑・白・赤の3色で構成されています。
緑は国土と自由、白は雪と平等、赤は情熱と博愛を表しています。
採用している色とその意味を知ることで、その国が大事にしている価値観を知ることができます。
フィンランド共和国の国旗は、白と青のクロスで構成されています。
白は清らかな雪を、青のクロスは湖沼と澄んだ空を意味しています。
事実、フィンランドは湖が非常に多い国として有名です。
19万もの湖があり、湖が国土の10パーセントの面積を占めています。
国の地形の特徴を国旗がうまく表現していると思えば、面白く国旗を見ることができますね。
ウクライナの国旗は、青と黄色の2色で構成されています。
青は空、黄色は小麦を意味しています。
ウクライナは小麦の生産量の多い国であり、国旗の意味を知ることで、その国の主要な生産力も同時に学べます。
ブラジルの国旗は、緑に黄色の菱形で構成されていて、中央には天体が配置されています。
緑は森林資源、黄色は鉱物資源を意味します。
ブラジルは森林資源と鉱物資源が豊富であることで有名です。
ブラジルの国旗を見れば、森林資源と鉱物資源が豊富という特徴を思い出せるでしょう。
国際ニュースをチェックするときは、興味関心のスイッチが入っているため、国旗も記憶しやすくなっています。
国名と国旗だけ見ても覚えにくいですが、国旗の意味がわかると、つながりが見えるので覚えやすくなります。
意味を調べる一手間によって、国名と国旗が結びつき、すいすい頭に入ってくるでしょう。
この習慣を1年~3年ほど続ければ、主要な国の国旗はたいてい頭に入っているはずです。
国旗の意味を知ることで、海外ニュースも頭に入りやすくなるのです。
いつの間にか国旗に詳しい人になっているはずです。
「国旗博士」と呼ばれているようになっているかもしれません。