「頼りない上司で困っています」と悩んでいる人がいます。
どんな上司に当たるかは、会社に入ってみないとわからないことであり、運によるところがあります。
上司だからといって仕事ができる人とは限りません。
上司なのにケアレスミスが多かったり緊張に弱かったり物忘れがひどかったりなど、頼りなく感じることがあるでしょう。
「大丈夫だろうか」とはらはらさせられ、悩まされることが多くなります。
苦言を呈したくなることもあるかもしれません。
頼りない上司に当たったらハズレくじを引いたように思うかもしれませんが、誤解です。
むしろ当たりくじを引いたといっても過言ではありません。
どんな状況にも、プラスになる点があります。
頼りない上司であれば、サポート役に回ればいいのです。
まず上司の思考や行動パターンをしっかり把握しておきましょう。
日頃から一緒に仕事をしていると、上司の癖や思考パターンが見えてくるはずです。
把握すればするほど、上司がミスをしそうな場面が見えてくるようになり「ここは危ない」とぴんと来るようになります。
ケアレスミスが予想されるなら、上司のメンツをつぶさないよう、予防策を講じておきます。
頼りがいのある上司もいいですが、頼りない上司も、それはそれで悪くありません。
ちょっと頼りない上司に当たると、何かとアピールする場面が増えます。
上司のサポートも、仕事の1つです。
頼りない上司であればあるほど、あなたが活躍できる場が増え、サポートのしがいがあります。
願わくは「一流のサポート役」を目指したい。
上司をサポートすればするほど「頼りになる部下」という評価が得られるでしょう。
上司のサポート役に徹して、しっかりした対応ができれば、上司から高い評価が得られます。
頼りない上司にいらいらさせられることもあるかもしれませんが、精神力を鍛えるチャンスと考え、冷静をキープしましょう。
部下の中で一番目立つ存在となるのは間違いありません。
頼りない上司でいらいらすることもあるかもしれませんが、見方を変えれば「人情味がある」といえます。
何でも完璧にできる人より、そうでない人のほうが親近感を覚えるものです。
頼りない上司をバネにして飛躍しましょう。
頼りない上司をしっかりサポートすれば、出世するのは時間の問題です。