人類史上初の月面着陸といえば、アポロ計画の「アポロ11号」が有名です。
アポロ計画とは、NASAによる有人月飛行計画のことをいいます。
初めて人類を月に送り込んだとして、歴史の教科書にも必ず載っている偉業ですね。
初めて月面に降り立った宇宙飛行士は、ニールアームストロング船長です。
「これは1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という名言を彼は残しています。
ここで注目してほしいのは「11号」という部分です。
「11号」ということは「1号から10号があった」ということです。
アポロ11号は、その名のとおり11回目のチャレンジであり、それ以前に10回のチャレンジが存在しています。
もちろん最初から有人で月面を目指していたわけではありません。
発射実験や無人調査などありましたが、何度もチャレンジを繰り返している点は注目に値するでしょう。
さて、注目すべきは1号から10号だけではありません。
アポロ計画は「11号」で終わりではなく、さらに「17号」まで続いています。
人類初の有人月面着陸を実現した後もミッションを継続しています。
達成して終了とするのではなく、さらなる飛躍発展を求めてミッションを継続している点にも驚かされます。
ちなみにアポロ13号では、月に向かう途中で大事故に見舞われましたが、乗員たちの必死の努力で奇跡的な生還を果たしています。
こちらは映画にもなっていて、タイトルは「アポロ13」です。
2時間を越える大作ですが、興味があればぜひご覧になってみてください。
アポロ計画は「11号」がよく取り上げられますが「1号から10号」「12号から17号」の存在にも目を向けてください。
私たちはアポロ計画から学ぶところがあります。
達成までに多くのチャレンジがありました。
達成後もチャレンジの継続がありました。
歴史的偉業はもちろんですが、夢を叶えるプロセスとしても大いに参考の価値があるのです。