幼稚園や小学校低学年のころを思い出してください。
あなたが当時、夢中になっていた遊びは何ですか。
両足で立てるようになり、歩いたり走ったりして自由に動き回れるようになりました。
世の中のことがだんだんぼんやり見えてくるようになった時期です。
そんなとき、純粋な興味関心を爆発させていたことでしょう。
いろいろなことに手を出したはずですが、特に熱中して遊んだことがあるはずです。
電車が好きで、毎日駅に行って電車鑑賞を楽しんでいたこと。
チョウが好きで、虫取り網を持って近くの草むらに出かけていたこと。
模型に興味を持ち、プラモデルざんまいの日々を送っていたこと。
サッカー選手に憧れ、リフティングの練習にはまっていたこと。
絵を描くのが好きで、自分で物語を考えて自作漫画に熱中していたこと。
お父さんから借りたデジカメを持って、身の回りの風景の撮りまくっていたこと。
星や宇宙に興味が出て、親に買ってもらった望遠鏡で毎晩、星空鑑賞を楽しんでいたこと。
子どものころによくやった遊びが1つくらいはあるのではないでしょうか。
誰でも子ども時代、夢中になっていた遊びが1つくらいあるのではないでしょうか。
ところが、あれほど夢中になっていた遊びも、大人になるにつれて自然としなくなることが多い。
だんだん興味が薄れていくこともあれば、興味の対象がほかに移ることもあるでしょう。
勉強や習い事に忙しくなって遊ぶ暇がなくなることもあるはずです。
事情はあるにせよ、夢中になっていた過去があるのは間違いありません。
「そういえば昔これでよく遊んでいたなあ」
心当たりがあれば、ぜひ久しぶりに楽しんでみてください。
昔を思い出して、純粋に遊んでください。
「時間の無駄」「収入にならない」「今さら遊んでも仕方ない」と思うかもしれませんが、その思考がよくありません。
損得勘定の考えはストップ。
幼い遊びもあるかもしれませんが、気にしないことです。
野球やサッカーのように、仲間や対戦相手が必要な遊びもありますが、1人でできる遊びなら久しぶりにやってみましょう。
久しぶりに遊んでみると、懐かしい感じがするでしょう。
思い出すような感覚があり、昔にタイムスリップができるでしょう。
昔やって楽しかったことは、今やっても楽しいに違いありません。
子どものころの記憶がよみがえってきて、久しぶりに熱中できるでしょう。
気づけば、童心に返っているはずです。