ダイエットをするなら、まず財布のダイエットをしてください。
財布とダイエットとは関係がないように思うかもしれませんが、深いつながりがあります。
どちらも「不要なものをため込んでいる」という点は同じです。
無意識のうちに余計なものをため込む習慣があります。
スリムに対する美意識が低く、自己管理にだらしないところがあります。
だらしない心があると、体の形だけでなく財布の形も崩れます。
そのため肥満体型の人の財布は、必ずぱんぱんに膨らんでいます。
買い物の際にもらったレシートをそのまま財布に入れています。
割引クーポンやポイントカードもたくさん入っていて、ますます財布が分厚くなっています。
クレジットカードも必要以上に入っていて、厚みだけでなく重みも一回りあります。
財布の形が、そのまま体の形になっています。
体のダイエットをするなら、まず財布のダイエットから始めましょう。
体のダイエットは達成に時間がかかりますが、財布のダイエットであればすぐできるはずです。
その気になれば、今日中に達成できるはずです。
レシートは財布の中に入れません。
レシートをもらったら、財布の中に入れるのではなく、そのままレジ横の回収ボックスに捨ててしまいましょう。
家計簿をつけていてレシートや領収書を取っておく必要があるなら、財布ではなくカバンの中に入れればいいことです。
割引チケットやポイントカードは、行きつけのお店のものを除いて、ざっくり処分しましょう。
割引チケットやポイントカードは得があるように見えますが、実はほとんどありません。
割引チケットもポイントカードも、その目的は販売促進と顧客の囲い込みです。
「せっかくだから使いたい」という気持ちになって、余計な出費を促すことになります。
総合的に見ると「安くなるメリット」より「出費を増やすデメリット」のほうが上回っているはずです。
使っていないクレジットカードがあるなら解約しましょう。
クレジットカードは、2枚あれば十分です。
3枚以上のクレジットカードは、余計な勧誘に引っかかっている可能性が高いので見直したほうがいいでしょう。
クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーなど、複数の機能が一体になったタイプを選べば、カードの枚数を減らせます。
名刺を財布の中に入れている人もいますが要注意です。
名刺は名刺入れに入れましょう。
人からもらった名刺も、財布ではなく名刺入れに入れましょう。
財布はお金を入れる場所です。
保険証や運転免許証など身分証明類を除いて、できるだけ余計なものは入れないようにします。
財布のダイエットができても油断は禁物です。
再び財布が膨らむことがないよう、財布のスリムな体型維持を心がけてください。
スリムな財布を心がけることで「ため込まない習慣」が身につきます。
財布のダイエットによってため込まない習慣が身につけば、同じことを体のダイエットに向けるだけです。
美しいプロポーションの実現は、まず財布からです。
財布のダイエットに成功できれば、体のダイエットも成功します。