食事は、1日3食が基本です。
1日3回の食事のほか、もう1つ誘惑があります。
間食です。
昼食や夕食を終えた数時間後は、小腹がすきやすくなります。
おなかが鳴って苦しくなる。
そんなとき「少しだけ」と思って、間食をしたくなります。
1個のあめ玉、1枚のクッキー、1粒のチョコレート。
どれもかわいい顔をした悪魔。
うっかり手が伸びそうですが、ここはダイエットの成否を分ける場面です。
ダイエットに失敗する人は、うっかり間食を食べてしまいます。
「少しだけなら大丈夫だろう」
「一口くらいなら食べてもいいだろう」
「今日だけは特別」
気持ちが緩んで、間食を一口食べてしまう。
これがよくありません。
一度でも間食を食べると「小腹がすいたら間食を食べてもいい」という例外を作ってしまいます。
「今日だけは特別」と思って、翌日もまた「今日だけは特別」と思ってしまう。
一度例外を作ると、ルールを守る意識が弱くなり、二度も三度も繰り返します。
しかもだんだん間食の量が増えていく。
気づけば、毎日がっつり間食を食べることが日課となり、ダイエットの計画が破綻するのです。
だからこそ、かわいい顔をした悪魔です。
間食という甘いに誘惑に振り回されないことです。
ダイエットに成功する人は、少量の間食でも食べません。
たとえ一口であっても、間食は食べない。
たった一度の間食が、ダイエット計画全体に悪影響を及ぼすことを知っています。
ダイエット中は、例外を作らないことが大切です。
ダイエットを成功させると決めたら、目標を達成するまでは、心を鬼にすることが必要です。
最初は間食がなくて苦しみますが、慣れてくれば、だんだん食べないのが当然になります。
「少し空腹くらいがちょうどいい」と思えるようになるのです。